電気伝導性と熱伝導性が極めて高く、耐食性や加工性にも優れた金属です。純銅(赤銅)のほか、亜鉛を混ぜた「黄銅(真鍮)」、錫などを混ぜた「青銅」など、添加元素によって多様な特性を持ちます。
主な用途
- 電気・電子部品: 電線、端子、コネクタ、プリント基板、モーター部品。
- 熱交換器: ラジエーター、エアコンの配管。
- 産業機械: 軸受(ブッシュ)、バルブ、歯車(青銅系)。
- 建築・装飾: 屋根材、硬貨、楽器。
型番の大枠の説明
主に「C」から始まる4桁の数字で分類されます。
- C1000番台: 純銅系。無酸素銅(C1020)やタフピッチ銅(C1100)など。
- C2000番台: 黄銅(真鍮)系。C2600、C2801など。
- C3000番台: 快削黄銅系(鉛などを添加)。C3604など。
- C5000番台: りん青銅系。C5191など。
- CAC系: 鋳物用銅合金。CAC406(砲金)など。
選び方
- 電気・熱伝導性を最優先する場合: 純銅(C1020、C1100)。
- 耐摩耗性や軸受としての機能を求める場合: 青銅(CAC系)やりん青銅。
- 切削加工性やコストを重視する場合: 快削黄銅(C3604)。

